最近、日本では新NISAを利用した資産運用が話題になっています。以前に比べて金融商品の選択肢が増え、オンラインのみで簡単に投資を始められるようになりました。
実は、イギリスにも日本のNISAと同様の非課税枠を活用した資産運用制度があります。それが ISA(Individual Savings Account) です。本記事では、ISAと新NISAを比較し、それぞれの特徴やメリットについて解説します。
ISAとは?
ISA(個人貯蓄口座)は、イギリスに居住する個人が税制優遇を受けながら資産運用を行える制度です。年間の投資上限額が設定されており、配当・利息・キャピタルゲインが非課税 になるのが最大のメリットです。
ISAの種類
ISAにはいくつかの種類がありますが、主に以下の2つが投資向けとして活用されています。
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Stocks & Shares ISA(株式&投資信託ISA)
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株式や投資信託に投資できる
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配当や売却益が非課税
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長期投資向け
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Cash ISA(現金ISA)
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預金型のISA
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利息が非課税
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リスクを抑えたい人向け
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新NISAとの比較
比較項目 | ISA(イギリス) | 新NISA(日本) |
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年間投資枠 | £20,000(約380万円) | 360万円(成長投資枠240万円 + つみたて投資枠120万円) |
非課税期間 | 無期限 | 無期限 |
対象商品 | 株式、投資信託、ETF、債券など | 株式、投資信託(債券不可) |
特徴 | 配当・利息・売却益が非課税 | 配当・売却益が非課税 |
口座開設対象 | イギリス居住者 | 日本居住者 |
まとめ
🔹 ISAはイギリス版NISAであり、非課税で資産運用が可能
🔹 ISAの年間投資枠は£20,000(約380万円)、新NISAは360万円
イギリスに住んでいるなら、ISAを上手に活用することで、将来の資産形成に大きな差がつきます!
今後の記事では、ISAの具体的な運用方法や、おすすめの投資商品についても詳しく紹介していきますので、お楽しみに!